2017/02/24

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目次
なでしこリーグ第8節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース対ASエルフェン埼玉
試合開始まで
5月10日、JR京葉線新習志野駅。ジェフレディースの試合を見るために降り立った。初めて来る駅だ。
例によって駅には全員のサイン入りポスターがどーん
駅からゆっくり10分ほど歩いて
秋津公園内のフロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)に到着。
日本代表の合宿地としても有名。
試合前の練習風景。サッカー専用なので観客席とピッチとの距離が近い。
ここは電光掲示板がないので得点ボードは手動!
時計はこれ!DIY感がたまらない。
この日は試合前にサッカー教室が行われていたそうで、多分教えてもらってた子たちとの写真撮影。
女子ワールドカップでレフェリーを務めることになった山岸佐知子主審と手代木直美副審への花束贈呈も。
円陣ダッシュ!
この日の観客数は1073人。四桁いったかー。
はじめてのレディース観戦のときよりかなり多く感じた。
試合開始
前半13分に先制されたジェフレディース。
しかし19分にPKを得る。キッカーはエース菅澤優衣香。
ナイスキックで同点!
手動!!!
しかしその後は元ジェフレディースのGK船田麻友選手の好セーブに阻まれ、そのまま試合終了。
船田選手、ほんとにすごかった。女子GKは男子GKに比べて小柄(山根恵里奈除く)なので、守備範囲も当然狭い。
にも関らずきわどいシュートもバシバシ止めてました。古巣相手に気合入ってたんだろうなあ……
自陣がジェフサポーター側に移動した後半はジェフサポからいじられるような場面も。愛された選手だったんだなあ。
お疲れ様でした
この試合では初観戦のときよりも応援の中心地に近い位置で観戦してみた。
隣は年配の男性だったのだけど、なでしこリーグのガイドブック握り締めながら
『ゆいかーーー!!!自分で打てぁーーー!!!!』
とかなり菅澤に対してばかり激を飛ばしていた。
トップチームの試合だったらこういう人の近くにいるとまいってしまうので移動するところだが、不思議とそんなに不快ではなかった。なんだか、孫を応援するおじいちゃんって感じで。
周りを見渡すと年配の方が目立つ。
老人差別の意図は全くないけど、年配の方にとってはプレースピードが男子に比べて遅いことがデメリットではなくメリットになりうるのかもしれない。
試合後
試合後、ピッチでテレビの取材を受ける菅澤。
とジェフサポと普通に喋ってる船田選手。
この日も選手たちはクールダウンしつつサポーターと談笑。
そして一番びっくりしたシーンは、またも試合後にやってきた。
スポンサーであるヤクルトの販売ブースで売り子をする船田選手!
て、敵だよ?元所属選手とはいえ。
『残りあとわずか!買ってよー!』と顔見知りのサポーターに売りつける船田選手……
これがなでしこリーグか……本当にすごい……
試合後のサイン会にはこの日も90分出場した選手が含まれていた。お疲れ様でした、と言ってサインをいただいた。
外に出ると、出待ちをしているサポーターにサインや写真撮影をせがまれつつ、ベンチ外だった選手たちを中心に機材を搬出していた。結構重そうなものもある。女性の力だとかなり辛そうなものもある。
でも、レディースは運営費が潤沢ではない。基本的になんでも自分たちでやるのだ。
一通り搬出を終えると、トップチームのようなチームバスではなく、それぞれ車に乗りあったり自転車(!)で帰っていった。カルチャーショックだ……
選手たちのひたむきさが鋭角に突き刺さるような感覚。多分これがなでしこリーグの一番の魅力なんじゃないかなと思う。

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