2017/02/24

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2017年J2第19節 アウェイ 水戸ホーリーホック戦プレビュー
(ジェフ公式)(Jリーグ公式)(J’s GOAL)
(ジェフ便り)(犬の生活)
水戸の前田が気になって水戸公式見に行ったらこれ。 pic.twitter.com/JOLUe48Otx
— ジジ@仙台戦! (@saganjiji) June 3, 2017
水戸が繰り返すのは勝利のみって、どういう意味だ!!!3連勝の前は5連引き分けだったじゃねえか!!!
ということで11戦負けなしの水戸とアウェイで対戦です。
まあ今さらこのブログがまともに試合のプレビューすると思ってる人はいないと思いますが、「要注意選手は佐藤祥ですね!」くらいしか言うことがございません。ですから今日は「千葉は何も繰り返していない」というお話。
そもそもジェフの「繰り返す」とは、2009年にJ2降格、2010年も昇格失敗した当時の江尻監督を揶揄する替え歌から来ています。
Perfume『ポリリズム』の替え歌で『エジリズム』
とても大事なキミの想いは
無駄になりそう 試合は終わる
ほんの少しの僕の気持ちも
ネガりネガるよ
くり返す このエジリズム
あの采配はまるで変だね(故意だね、の場合も)
くり返す 去年末みたいな
あの光景が甦るの
くり返す このエジリズム
あのナビスコがウソみたいだね
くり返す この負のループ
ああプラスチックみたいな守備だ
またくり返す このエジリズム
このエジリズム このエジリズム 負のループ
この替え歌誰が考えたか知りませんが、異常なまでの語感の良さと内容の秀逸さ、ジェフの「J2の割に金は持ってても成績に反映されない」という状況も相まって、国内サッカー界隈では定番どころかもはや古典ネタとなった印象です。
しかし、ジェフは何を繰り返しているというのでしょうか?
格下(なんてもうJ2にはいないんだけど)相手に勝ち点を落とすこと?昇格失敗?開幕前の編成失敗?
いやいや、そんな大枠でジェフを語らないでくださいよ。ジェフの真理は細部にこそあるのです。
ジェフユナイテッド市原・千葉 2008年からの歴史が一瞬でわかる年表
- 2008年-リバプールから来たミラー監督のもと「千葉プール」で奇跡の残留
- 2009年-千葉プール即崩壊。レジェンドOBの江尻監督就任も、クラブ史上初の2部リーグ降格
- 2010年-江尻監督のもと「千葉ルサ」完成を目指すも普通に完成せず。4位で昇格失敗
- 2011年-ドワイト監督就任。ひたすら放り込むサッカーやるために世界一デカい203センチのFWオーロイ獲得も、オーロイが怪我で長期離脱。オーロイの代わりができる選手はこの世に存在せず、一瞬で手詰まりとなって昇格失敗
- 2012年-木山監督就任。サポーターの居残りで「もっと選手を走らせろ!」という声に笑顔で「僕のサッカーは”走るサッカー”ではありません」という名言を残すも、PO決勝敗退で昇格失敗
- 2013年-鈴木淳監督就任。ちゃんとしたパスサッカーをやろうとじっくり取り組むも、発言がドライすぎるのでとにかくサポーターから人気のない監督だった。PO準決勝敗退で昇格失敗
- 2014年-鈴木淳監督留任も成績低迷で解任、関塚監督就任。じっくりコトコト煮込んだパスサッカーを放り投げた結果成績良化も、PO決勝敗退で昇格失敗
- 2015年-関塚監督留任。しかし去年の成績良化はなんだったのやら全く勝てず。「関塚との契約は昨年末で満了させるべきだった」の声とともに、過去最低成績で昇格失敗
- 2016年-関塚監督留任。監督替えてもダメなら選手を替えるしかないと気づいたジェフ。8割の選手を入れ替え、Jリーグ記録どころか下手したら世界の2部以上のプロリーグ記録を樹立も、過去最低成績更新で昇格失敗
- 2017年-現役時代の経歴は随一なエスナイデル監督就任。「俺が現役のころはこのくらいできたけど、お前らできねーの?」的なクレイジーハイプレスハイライン戦術を敢行中
いかがですか。一度として同じような年はないのです。ジェフは、一度たりとも繰り返してなどいない。毎年毎年新しいパターンで失敗し続けているのです。これ本当に大変ですよ。一回使ったパターンはもう使えませんから。来年はどうするんでしょうね。そろそろ超絶ドン引きサッカーやってみるんじゃないかと思うんですけど。