2017/02/24

sponsored link
2017年J2第15節 ホーム ロアッソ熊本戦
ジェフ1-1熊本 得点:グスタボ 指宿洋史
ジェフ公式(試合レポート、試合後コメント)(Jリーグ公式)
(ジェフ便り)(チコっといい話)
(ドメサカブログ)

いやー、「審判ちゃんとやれよー!!!!!」「旗上がってるだろうがー!!!!!」良い。非常に良い。審判団が引き上げていく際のブーイングも上質でした。副審の旗は信用するけど主審の最終判定は全く信用しない、そういうダブルスタンダードこそ典型的なサポーターの性質であります。
今節、疑惑(でもなんでもなく清武がバックパスしたボールをグスタボがかっさらってゴールしたんでオフサイドなんてなりようがないんですが)の失点からどんどんテンションが下がっていったジェフサポーター。終盤指宿の同点ゴールから現金なものでテンション復活、アディショナルタイムなんか圧倒的声量でした。「あーこれこれ。これのためにチケット代払ってんだよねー。ジェフのサッカーそのものは刺身のツマみてーなもんだ」ということを思い出させてくれました。今日は1万人そこそこの客入りであれですからね。満員であのテンションになりたいもんです。
さて、スポーツ的な話をしましょうか。失点シーンはみなさんが大嫌いな「セルフジャッジ」というやつが出てきます。オフサイドアピールで多いときは5人くらいがブワーっと手を挙げる様子は壮観。授業参観の日に「この問題分かる人ー?」と先生が言ったあとの子どもたちを彷彿とさせますね。
今回のケースでは、副審が「グスタボの位置はオフサイドだよ~ん」とフラッグを挙げ、主審が「グスタボの位置がオフサイドなのはわかったがそっちにボールを蹴ったのはジェフの清武だからオフサイドじゃないよ~ん」と副審にフラッグを下げさせました。そして、ジェフのセンターバックは「オフサイドっしょ~」と手を挙げる。次の動作が一瞬遅れる。シュート打たれる。失点。あじゃぱー。
でもこういう場面、経験者の人に言わせると、プレーを100%続けるのは難しいらしいんですな。僕ら未経験者はセルフジャッジすなーアホーってベラベラ言ってられますけど、やってる方はどうしても反応してしまうんだと。
そこで本当に主審からオフサイドの判定が下ればプレーは止まるから、セルフジャッジして足を止めたってかまわない。無駄に走らなくていいことになるわけで、わずかですがスタミナ消費も抑えられます。その点において合理性はある。ただ、何十試合何百試合とやってれば今回のようなことは絶対起こるわけです。だから「セルフジャッジはするな」とみんな呪文のように唱えてるんです。
まあ、今回ジェフのセンターバック(っていうかグスタボについてた近藤)があの場面でオフサイドアピールせずプレーに集中してても、失点していた可能性は高そうですけどね。味方がパスすりゃオフサイドなグスタボの位置、パワフルなドリブルでボールを運び、落ち着いて佐藤優也の股を抜くシュート。グスタボめちゃめちゃいい選手じゃねえか。
しかし不思議なのが、選手には「セルフジャッジはするな」と言いながら、自分たちは完全なるセルフジャッジを繰り返しているサポーターという人種です。「オフサイドだろー!!」「ハンドだろー!!」「PKだろー!!」これすなわちセルフジャッジ。我々は、セルフジャッジという円環の理に囚われてしまっているのです。(という私の決めつけもセルフジャッジなのです)
今日の佐藤優也
ところで、今日もジェフのボール回し練習状態の試合になるんだろうな~延々ボール支配して延々ボール回ししてクロス上げて夜空に消えていってたまにシュートしてカウンター食らってっていう流れもそろそろ飽きてきたので、何か他の見どころ探すかな~と考えておりました。
結果、「佐藤優也が佐藤優也らしいプレーをしたときにポイントを付与する」という遊びを思いついたのです。
佐藤優也ポイント+3
佐藤優也ポイント+4— いぬゆな@ポイント数えるマン (@inuunited) May 21, 2017
試合中、ポイントが加算されたとき、理由は書かずに数字だけを無造作にツイートしておりました。
- ペナルティエリアを大きく飛び出してのボール処理
- ペナルティエリア外におけるヘディングでのボール処理
- ボールをキャッチするも、ペナルティエリア外に出そうになったためボールを投げ捨てる
- ボールをキャッチした後、異常な早さで低空パントキックを放ちカウンターの起点に
- 「俺にもビルドアップさせろや」とばかりにじわじわDFラインまで上がっていく
- 一対一の場面を作られるも、クロスバーに当ててセーブ
その他、「スローインする」「ラストプレーのコーナーキックで上がる」「超絶スルーパスを出す」「コーナーフラッグを相手選手に投げつける」「センターサークル付近からペナルティエリア内まで全力スプリントする」などの行為でポイントが加算されていく仕組みです。今節は最終的に10ポイントとなり、大体10分に1回のペースで佐藤優也は佐藤優也っぽいプレーをしているという結果となりました。ありがとうございました。
しかしアン・ビョンジュンに対するスーパー頭突きはエドモンド本田リスペクトだったのでしょうか。優也はアンに何か恨みが……?骨大丈夫かな。オフサイドでプレーが止まった後だったんでファウルにはならなかったですけど、優也が以前「ラグビー」と呼ばれていた理由が垣間見えた場面でした。
コメント
しゃーっす
ちまたで大評判の西部氏の記事を見て、「今のジェフはそんな愉快なチームなのか」って
ああ1974フォーエヴァー ミケルスクライフ、ボクらの永遠の理想ですね! キーパーの定位置がハーフラインあたりとか、最高ですよね! ぜひこのサカーでJ1に上がって☆ィです!
ところで今年のジェフのハイライト動画を見てて、この試合の失点シーンがよく分からなかったんです オフサイドなのか違うのかと・・・
で、調べたらこの記事に行き着いて合点がいきました ありあっす
これからも楽しい記事、期待してます でゎ〜♪
by 紅の挑戦者() 2017年6月4日 16時38分